名言  ヘレンケラー

「今日という日は、これまでの積み重ねの結果」
「人生の折り返し地点をすぎて、これからの人生の時間は、これまでの人生よりも短いかもしれない」
「チャンスも限られてくる」

ふと、そんなことを思うと、静かな気持ちになる一方で、なんだか、ざわざわとしてもまいります。時間があっという間に過ぎることは、もうわかっています。歳を重ねながらできないことも少しずつ増えていく中、自分の人生の締めくくりの時期をどのように過ごしていくのが良いか、迷いが生じる時がありませんか?

アメリカの教育家・社会福祉事業家のヘレン・ケラーの言葉に、次のような言葉があります。

 

Life is either a daring adventure or nothing.

人生はどちらかです。勇気をもって挑むか、棒にふるか。

安定した生活を優先するあまり、日々の忙しさの中で自分の本心に気づくことなく、「家族や会社のため」を理由に状況に甘んじていることも多々あります。思いもかけず、うまくいかない事態に見舞われると、「こんなはずじゃなかった」「人生を棒に振ってしまった」「本当にこれでよかったのか?」などの気持ちがむくむくと湧きかねません。そんな時こそ、勇気を持って考えてみたい言葉です。

ヘレン・ケラーは、重い障害を背負いながらも、60歳・70歳を超えても、世界各地を歴訪し、生涯、精力的な活動をし続けました。ヘレン・ケラーの生き方を知ると、年齢や困難を理由に挑戦を避けることが恥ずかしくなります。

「幾つになっても勇気を持って行動すること。そこから人生が始まる。でなければ、人生を棒に振ってしまうことになる」。気持ちが後ろ向きになっているときに、前を向かせてくれるような名言ではないでしょうか。