名著 覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 ~リーダーのあるべき姿~

本文より

 

~重い責任~

「リーダーもみんなと一緒に手を汚してほしい」

「リーダーも現場に細かく指示を出してほしい」

そんな声を耳にすることがあります。

部下たちが汗水を流している時に

リーダーが動かずに、考えことをしていれば、

そんな愚痴を吐きたくなる気持ちもわかります。

ですが、リーダーは作業を行うべきじゃありません。未来を変えるという大きな責任があるからです。

リーダーがやるべきことは

人一倍、周囲に目を配ったり、

みんなが気持ちよく動けるような規則を考えたり、お互いがお互いを助け合えるような、雰囲気を作ることです。

そしてチームの調子が上向きのときも、悪い時も

とにかく自分の都合は後回しにして、皆のために尽くすことです。それだけできているのであれば

もうリーダーの役割としては十分じゃないでしょうか。

 

この話は私が社会人になってから耳にするようになった。私が指導者として強く意識していることです。