名著 ~覚悟の磨き方 超訳吉田松陰 「心11」

本文より

 

失敗の定義は無数

失敗した。大変だ。

どうすればこの失敗を埋め合わせは出来るのだろうか。

その方法ををあわてて探すよりも、

「この失敗の一体何が問題なのか?」

よく確かめてから、対応動くべきです。

 

 

小さな肉体、無限の心

この肉体は自分、かつ一時的なものであり、

この心は宇宙、かつ永遠のものである。

というのが私の考え方です。

 

ですから、自分の肉体を誰かのために使っている人は、いつもいきいきと輝いていますし、

反対に、自分の心を、自分の都合に振り回されている人は、いつも暗い感じがいたします。

 

いつか肉体が消失したとしても、

まっすぐに生きた心は滅びません。

未来永劫、人々の心の中で生き続けるのです。

 

 

 

非凡にとっての普通

自分はそこらへんの連中とは違う。

そんな風に考えている人こそ、まさに「平凡」

だと思います。

 

平凡か、非凡か、なんてどうでもいいことなんです。ただ何かを真剣に追いかけてさえいれば、

いつか自然と「非凡な人」になっていることでしょう。

 

 

やればわかる

行動を積み重ねましょう。

必要な知識や言葉は、やっているうちに身につけます。

 

やる恥やらない恥

「やります」と宣言したことを、とりあえずやってはみたものの、まったく上手くいかずに、恥をかいた。

「やります」と宣言したものの、もしうまくいかなかった時に恥をかきそうだから、そうなる前にやめておいた。

 

二人の自分を鏡に映したとき、本当に恥ずかしい人物はどちらでしょうか?

 

分かっていることだがなかなか行動できない。

常に起きてもいない不安や恐怖が先に立ってしまう。それだけ物事に本気になれないのだと思う。