メンタルトレーニング ~決めたことをやりきる力~

先日、元日本代表の中山雅史さんがJ2ジュビロ磐田のコーチ就任の情報が入ってきた。

事実上の「引退会見」でした。

あるニュース番組で彼が語ったことがとても印象的でした。

「選手を一度お休みする」

それに対して

「引退ではないのですか」

という質問に

まだ見たい景色があるからそれをみるまでは辞めるという選択肢はない」

「見たいものがあるのなら、選択肢は存在しない続ける以外にない」

出来ないのであれば、出来るようになればいい。

才能などは全く関係ない。もし才能があるとすれば「努力の継続」これが才能の本質だと思う。

トップの選手がなぜトップ選手になるのかを垣間見た気がする。

12月に行った練習風景を見たらびっくりする。

全く身体が動いていない。満身創痍の足はひどいものだ。それでもやり続ける力。尊敬以外にない。「泥臭い」が似あう男らしい姿である。

私は、咄嗟にある動きが出来ないことが分かり、それで野球から身を引くことにしました。

野球の基本の動きを沢山の練習をして身につけた。それが年を取り無意識で出来ないようになってしまった。私は、それが出来なくなったことで終わりを決めた。きっと中山雅史さんは、だからやるのだと言うと思う。先日のインタビューで感じられた。一流プレーヤーなのだと今にして思う。私は、そんな選手を育てたいと思っています。

努力のその先に見える世界を一緒に見に行きたいと思う。