メンタルトレーニング ~子供が期日までに課題を終えられない~

先日あるお母さんと話しをしていて。

「ゲームばかりして、全く予定通り出来ない」

当然です。常に親の監視下、学校の監視下で言われたことをやる。今やりなさいは出来るけど、先の予定になると途端にできなくなる。期日の前日に慌てて勉強をする。目に浮かぶようですね。

訓練もしていないのに出来るわけがない。

失敗をすればいいから言わないのも違うし、必要以上に言いすぎるのも違う。どちらも間違っている。前者はなぜいけないのかと言えば、失敗から学ぶほどのコーチングが親が出来ないからです。

後者は、子供自身の思考が止まっていて考えていないのでやはり結果はいつも同じになります。

 

ムーヴの新しい取り組み「みんなの店」を始めてから子供たちが格段に変化しました。

自分で考えられるようになりました。

ある学生は自分で予定を組んで、その日のやるべきことを分刻みで考えているようになったそうです。勉強も必死でやっているようです。週末に楽しく遊ぶためです。

通常の会社でも同様です。平日に仕事が終わらなければ週末に会社に出て仕事をする。それがビジネスの世界です。「みんなの店」では、小学生、中学生に同様なことを課しています。やるべきことが終わらなければ遊べない。週末がどれだけ楽しいのかを知ってしまうと必死に勉強をしています。勉強しなさいと言わなくなってきました。

勉強は時間ではない。結果が伴えばそれでいい。

ある塾のチラシに伝統の〇〇時間と表記されていたが、どこにも成果が載っていない。努力はするが結果は個人次第です。通販の「あくまで個人の感想です」と全く変わらない。

企業のチラシであれば最悪の内容である。

本来であれば、時間よりもどんな成果が得られるのか書かれてしかるべきである。

ムーヴの学生は、伝統の〇〇時間よりは勉強しますが、誰も何も言いません。

初めに決めるのは時間ではなく内容だからです。個人が納得したうえでスタートします。

勉強が終わったら、それくらい勉強をしていたと言うだけのことです。時間を決めてしまうと、その日のベネフィットが得られない可能性の方が高い。自分達でどれだけ勉強するか、なぜ勉強をするのかを考える。何事も訓練ですが、今の日本の教育環境、家庭環境では訓練は難しい。

だからムーヴが存在する。

興味のある方はお気軽にお問い合わせください。