名著 ~覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 「士5」~

本文より

 

「人に影響を与えられる人」

他人への影響力は、自分への影響力に比例します。他人の考え方を変えたいと思うならば、

まず自分の考え方を変えてみることです。

 

 

「リーダーを極める道」

リーダーを極める道は二つあります。

一つは知識の豊富な人や、才能のある人達と交流すること。もう一つは、世界中の様々な分野の本を読むことです。

ですが仕事が忙しくて、それほど多くの人に会ったり、本を読んだりする時間はないとおっしゃるならば、次の六つのことを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

 

1、そもそもこの組織は「なんのために存在しているのか」を考えること。

2、今、自分が与えられている役割の中で「最も重要な果たすべき責任はないのか?」を考える

3、「この組織が大好きで、尽くしてくれる人」が成長できるチャンスを作ること。

4「最近上手くいっている事例」を情報収集すること。

5、何者かが自分たちの領域を侵さぬよう、外の動静を見張ること。

6、いつでも、従業員とお客さんを愛すること。それを第一に考えること。

 

 

「熱い生き方」

立場的に弱い人、上手くいっていない人にやさしくする。両親や上司をはじめ、お世話になっている人たちに、なにかにつけ感謝の気持ちをあらわす。学ぶことと実践すること、どちらも同じくらい時間を費やす。憧れのあの人をいつか超えてやると、燃えている。そうやって生きていれば、

いつか皆に慕われる人物になることでしょう。

 

 

「心をつなぐ」

チームのことを本気で心配するのなら、

自分の意見を引っ込めてはいけません。

大恥をかいたとしても、たとえクビになりそうだとしても、言わなければいけないと思ったことは、その場でいうのです。

 

「上に立つ人間の日常」

どれだけ周りに嫌われたっていいのです。

無能だ、役立たずだと陰で笑われてたって構いません。ただ組織が危機に陥った時、

心がぶれない、その覚悟さえできていれば。

日常を、非日常であるかのように過ごしましょう

 

もっともだが、実行するのは困難だ。

如何に実行できるかを考えることが大切だ。

出来なではなく、やれる方法を見つける。

興味のある方はお気軽にお問い合わせください。