コーチングとティーチングの違い

 

多くの人が勘違いしているのが”コーチング”と”ティーチング”です。

例えば、野球やバスケット、テニスなどを指導してくれている人はコーチと

言いますが、やっていることは”ティーチング”です。

教育の現場でもティーチングです。指導者は教えることが仕事だと思っているが

それでは人は育たない。

教・・・教える

育・・・育む

多くが教えるに重点を置いている。本当は育むことが最も重要です。

育むとは見守ることです。当事者がいかに考えて動くのか。

いわゆる指示待ちの人が増えた要因ではないでしょうか。

ゆとりがいいのか悪いのかは別にして自分で考える習慣が

ないのは事実である。

ティーチングの問題点は、先回りしてダメ出しをしてしまうことでしょうかね。

いいところよりも悪いところを指摘したくなる。それは指導者のエゴに近いですね。私も指導者なので分かります。しかし今はカウンセラーとしてみれば百害あって一利なしです。気を付けるのは本当に難しい。痛感する。

もっと自分で考え行動する。そしてその行動に責任を持つ。

これまでが教育の育の部分だと思う。