メンタルトレーニング ~結果にこだわり過ぎない~

結果は大切です。いえ結果がすべてです。

しかし、大きな成果を得るためには過程は滅茶苦茶大切です。多くのスポーツ現場で見る光景は、結果が出ていないことに対してのコメントばかりです。

結果が出ていない。それに対してどうするのか。次のチャレンジはどうするのかを話し合えばいいが、これではダメだ。練習で手を抜いているからだと言う始末。最悪の指導者としか言いようがない。

どうにもこうにもならなくなれば、「メンタルが弱い」お決まりのフレーズです。うんざりする。これが日本のスポーツ界です。何も分からない人程メンタルを語りたがる。だから底辺が広がらない。

しっかり過程について見直しをしてやり方を変えなければ成長などあり得るわけがない。瀕死状態でも平然として同じことを繰り返す。これが企業なら倒産です。トップを変えなければ何も変わらない。現状を変えるためには高い能力と知識、強烈なリーダーシップ、ビジョンがなければ難しい。だからスポーツ界は変わらないのだ。結果を出すために必要な練習をすればいい。ただそれだけだ。結果が出なければ練習内容を変えればいい。そんな簡単なことが出来ない。どのスポーツでも共通している。その原因は、指導者の過去の成功体験です。一番必要のないものです。人も環境も何も違う状況で昔の成功体験にこだわるあまり現状を見失う。そんな指導者を嫌というほど見てきた。失敗体験もよくないが、実は成功体験の方がたちが悪い。また同じように成功が出来ると勘違いをして成功の囚われの身になる。

 

大きな成果を得るためには、過程が大切です。しっかり検討をしてどうすれば成功に近づくのかを考えてチャレンジをすればいい。トライ&エラーを繰り返せば必ずゴールに近づく。ムーヴはそんな学生の応援をしています。