最近読んだ本より「NEWTYPE」山口周著
問題解決から問題発見の時代へと移行している。
問題解決の能力が高い人が評価された時代は終わり、問題を発見出来る人が評価される時代になった。それは、高度成長期に比べて、経済が成熟してかきたからだと言える。昔ほど問題が少なくなっているから、問題を解決能力が過剰になったことで経済の停滞を招いている。もはや「正解を出す力」には価値がない。
今の教育をみていると強く思う。この現状に追いついていない人が先頭に立って旗を振っている。その光景は恐怖でしかない。それは教育だけではない。スポーツの現場でも同様なことが起きている。価値観のずれに乗り遅れている人がまだまだ大勢いる。
私は、可能な限りそのずれを打開していきたいと思う。その価値を伝えていく塾があってもいいと思っている。学校では無理、家庭でも無理。誰に教わるのか。自力でこの情報を手に入れるには酷な状況である。これがムーヴが伝えていく勉強より大切なことです。だからといって勉強をしない訳ではない。勉強をしなくていいとも思っていない。
勉強は出来なくてもいい。しかし勉強すら出来ない人に何が出来るのかと思う。それぞれの価値観を持つことの大切さを伝えていく。